60代になって、ちょっとしたことで体調を崩したり、季節の変わり目に弱くなったりしていませんか?昔は平気だったのに、なぜか体がついてこない…って、ため息をついている方もいるかもしれませんね。
大丈夫、その悩み、私にもよーく分かります。この記事では、私が60代になってから実際に試して「これなら続けられる!」と実感した、無理なく免疫力を高めるためのちょっとした習慣と、そこに至るまでの失敗談を正直にお話しします。
専門的な知識はさておき、同じシニア世代の私だからこそ伝えられる、体と心がホッと楽になるような等身大のヒントを、ここでお届けできたら嬉しいな。※この記事は個人の体験に基づくものです。症状や状況には個人差がありますので、専門的な判断が必要な場合は必ず専門家にご相談ください。
60代、なぜ「風邪ひきやすくなった?」私の体調異変と絶望感
気がつけば60代も半ば。数年前から、どうも体が以前と違うな、と感じることが増えてきました。
風邪をひきやすくなったのはもちろんのこと、一度ひくと治りが遅いし、何となく体がだるくて、朝もスッキリ起きられない日が多いんです。
昔は「少々無理しても大丈夫」なんて思っていたのに、階段を上るだけで息が切れるし、趣味のガーデニングも腰が痛くて長く続けられない。友達とのおしゃべりも、なんだかすぐに疲れてしまって。
あの頃の、ちょっとやそっとじゃへこたれなかった自分は、もうどこにもいないのか…そう思うと、正直なところ、心が重くなって、たまらない絶望感に襲われることもありましたね。
「このままどんどん老いていくのかな」「もう昔のようには戻れないのか」って、鏡を見るたびにため息をついていました。
だって、元気に過ごしたい、もっと色々なことを楽しみたいっていう気持ちは、若い頃と全然変わってなかったから。
そんな私にとって、「免疫力」という言葉は、漠然とした不安を象徴する、まさに「老化の証」みたいに感じられていたんです。
「医者任せじゃダメだ」と気づいた、私の免疫力に関する“誤解”
体調がすぐれないことが続くと、やっぱり「何とかしなきゃ」って思いますよね。
私もそうでした。とにかく病院に行って「何かいい薬はないですか?」って、先生に尋ねてばかり。
もちろん、先生は親身になって話を聞いてくれるし、必要なら薬も処方してくれます。でも、その時だけ症状が落ち着いても、しばらくするとまた同じことの繰り返しで。
ある日、いつものように病院で愚痴をこぼしていたら、先生がこんなことを言ったんです。
「薬は対症療法ですよ。根本的に体を強くするには、日々の生活習慣を見直すことが一番大切なんです。」
その言葉を聞いて、ハッとしました。
私はずっと、「体調が悪くなったら、誰かが治してくれるもの」「特別な治療法があるはず」って、医者や薬に全てを委ねてしまっていたんです。
でも、本当に大切なのは、日々の自分の心がけなんだって、そこで初めて腑に落ちた気がしました。
- 体調不良は医者や薬で全て解決できる
- 免疫力は特別なサプリメントで劇的に上がるもの
- 年齢だから仕方ないと諦めるしかない
でも、実はそうじゃない。免疫力は、私たちの体と心のあり方、日々の積み重ねでじわじわと育まれるものだ、ということに、遅まきながら気づかせてもらったんです。
この気づきが、私の「免疫力ケア」に対する考え方を大きく変えるきっかけになりました。
劇的な変化は諦めた!私が試して失敗した「無理な免疫力アップ法」
「じゃあ、自分で何とかしよう!」そう意気込んだ私は、初めからつまずきました。
情報収集だけは得意なもので、ネットや健康雑誌で「免疫力アップ」と聞けば、片っ端から試してみたんです。
- 朝5時に起きて、近所を1時間ジョギング!
- テレビで見た「体に良い」という食材だけを食べる、ストイックな食生活!
- 高価な健康器具を買い込んで、毎日ハードな筋トレ!
若い頃ならできたかもしれない、そんな無理ばかりしていました。
結果はというと、もう散々です。
ジョギングは膝を痛めて3日で挫折。食事制限はストレスが溜まって、反動でドカ食いしてしまいましたし、健康器具は物置の肥やしに…。
「これなら健康的になれるはず!」と信じて始めたのに、どれも長続きしないばかりか、かえって体を痛めたり、精神的に疲弊してしまったり。
「やっぱり私はダメなんだ」「何をしても無駄なのか」って、また自己嫌悪のサイクルに逆戻り。
この失敗から学んだことは、「劇的な変化」を求めすぎてはいけない、ということでした。
60代の体は、若い頃と同じではありません。無理をすれば、すぐに悲鳴を上げてしまう。
「これじゃ意味がない」と心が折れかけた時、ふと、もっと「私にできること」ってなんだろう、と立ち止まって考えたんです。
60代から無理なく始める「私流・体と心に優しい」習慣3選
たくさんの失敗と遠回りをして、やっと見つけた「これなら私でも続けられる!」という、体と心に優しい習慣が3つあります。
どれも特別なことではありません。でも、この3つの「ゆるい習慣」が、私の毎日を大きく変えてくれました。
1. 朝は「ゆっくりコーヒー」から、軽いストレッチで体を起こす
以前は「朝活!運動!」と気張っていましたが、今はまず、熱いコーヒーを淹れて、ゆっくりと香りを楽しみながら一日をスタートします。
その後に、たった5分でいいから、座ったままでもできるストレッチ。
手足を軽く伸ばしたり、肩甲骨を動かしたりするだけでも、固まっていた体がほぐれていくのが分かります。体だけでなく、気分もじんわりと上向いてくるから不思議です。
「さあ、今日も一日頑張ろう!」という気合を入れるのではなく、「今日も無理せず、私らしくいこう」という、優しいスイッチを入れる感覚ですね。
朝一番に「無理なく心地よい」と感じることを選ぶと、その日の気分が全然違います。ストレスなく続けられることが、何よりも免疫力にとって良い影響を与えるんじゃないかって、私の体は教えてくれました。
2. 「まごわやさしい」を意識しつつ、食べたいものを楽しむ食卓
完璧な栄養バランスは、もう目指していません。以前は「これを食べなきゃ!」と神経質になりすぎて、食事が義務になっていましたから。
今は「まごわやさしい」を、あくまで「ゆるく」意識する程度にしています。
| 食材の頭文字 | 食材の種類 | 私が意識すること |
|---|---|---|
| ま | 豆類 | 納豆や豆腐を食卓にプラス |
| ご | ごま | 料理に少しふりかける |
| わ | わかめ(海藻類) | お味噌汁の具に入れる |
| や | 野菜 | カラフルな野菜を意識 |
| さ | 魚 | 週に数回は魚料理 |
| し | しいたけ(きのこ類) | 炒め物やお鍋に活用 |
| い | いも類 | ジャガイモやサツマイモ |
もちろん、たまには好きなケーキも食べるし、友達との外食では気にせず美味しいものを堪能します。
「何を食べてもいい、でも、普段はちょっとだけ体に優しいものを選んでみよう」という気持ちでいると、不思議と食事の準備も楽しくなりました。
美味しいものを「食べる喜び」が、何よりの心の栄養になっている気がします。
3. 「寝る前のお楽しみ」で質の良い睡眠を誘う
夜中に何度も目が覚める、寝つきが悪い…これも私の長年の悩みでした。
今は、寝る前に必ず「自分だけのお楽しみ時間」を設けています。
アロマオイルを数滴垂らしたタオルを枕元に置いたり、静かな音楽を聴いたり、ベッドで好きな本を少しだけ読んだり。
スマホやテレビを見るのはやめて、温かいハーブティーをゆっくり飲むのもお気に入りです。
こうして「寝る準備」をすることで、心も体もリラックスモードに入りやすくなったと感じています。質の良い睡眠は、免疫力にとって本当に大切なんだなって、身をもって体験しました。
朝までぐっすり眠れた日は、体が軽いし、心も穏やかで、一日を気持ちよくスタートできますからね。
「これでいいんだ」心が軽くなった、私の小さな成功体験ログ
これらの小さな習慣を始めて数ヶ月経った頃、ふと気づいたんです。
「あれ?今年の冬は、例年より風邪ひかなかったな」って。
以前は季節の変わり目には必ずと言っていいほど体調を崩していたのに、軽い鼻風邪程度で済み、すぐに回復するようになりました。もちろん、疲れにくくなったし、朝も目覚ましが鳴る前にパッと目が覚める日が増えました。
何よりも変わったのは、心のあり方です。
「完璧じゃなくてもいい」「できることから、無理なく続ける」という意識になったことで、以前のような焦りや自己嫌悪がなくなりました。
「私は私のペースで、私自身の体を大切にしている」という、ささやかな自信が生まれたんです。
正直、劇的に何かが変わったわけではありません。でも、確実に、穏やかに、私の体と心は上向きになっていきました。
「これでいいんだ」。そう思えるようになった時、長年の肩の荷が下りたような、そんな軽やかな気持ちになったことを今でもよく覚えています。
人生100年時代、あなたの「わたし流」で毎日をもっと楽しんでいこうよ
あの頃の私のように、「もう歳だから」「どうせ無理」って、諦めかけているあなたへ。
そんなこと、全然ないんですよ。
もちろん、若い頃とは違うのは当たり前です。でも、だからこそ、今の自分に合った「わたし流」のケアを見つけることが、人生後半戦をより豊かに生きるための鍵になるんじゃないかなって、私は心からそう思います。
私の体験談が、あなたの心に少しでも光を灯すことができたら、本当に嬉しい。
まずは今日から、一つだけ、あなたの「心地いい」と感じることを生活に取り入れてみませんか?
例えば、朝起きてすぐに、窓を開けて大きく深呼吸をしてみる。それだけでもいいんです。
焦らず、自分を大切にする気持ちで、一歩ずつ進んでいきましょう。きっと、あなただけの「輝く毎日」が、すぐそこまで来ているはずだから。


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